ISM実行委員の三澤です。2019年も残すところあと数時間となりました。
今年ISM(In-house SEO Meetup)は、全7回開催することができました。毎回~70名もの参加目的を持ったインハウスマーケターが、熱い場をつくり出してくれました。
毎回ISMでは、終了後に参加者からフィードバックをいただき、参加者満足度をKPIに続けること、やめること、新たにやることをKPT(Keep、Problem、Try)フレームワークに当てはめて、PDCAを回しています。設問には必ず「ISMへ改善して欲しいことがあれば1つ挙げてください」を入れており、この課題についてISM実行委員で議論し、次回以降に改善できるよう仮設を立て打ち手を考え実践しています。
ちなみに振り返り方法をざっとまとめると、以下3つです。
- イベント終了後当日、各実行委員から体験をもとに意見交換
- 参加者フィードバックをもとにSlackで意見交換
- 1月と7月に1日合宿を開催し、半年間の各イベントについてKPTを整理、議論し、計画立案
それぞれの詳細はまた別の機会に触れるとして、今回は2019年に開催したイベントに対して、参加者からのフィードバックを共有したいと思います。目的は、「ISMではちゃんといただいたフィードバックについて確認し、議論し、改善(しようと)してますよ」を知っていただくことです。なお、以下いただいた貴重なご意見は、2020年1月の合宿にて改めて検討する予定です。
2019年の参加者フィードバック
以下、各回ごとの参加者フィードバックです。特に編集はしていません。
ISM Beginners 2019
- カメラマンが視界を遮ることが頻繁にありました。
- イケイケムードは不要
- 初参加者もネットワーキングに入りやすくしてほしい
- どのスライドが貰えて貰えないかよくわからなかった
- 中小企業のマーケティング担当者は、系統だって学ぶ機会が少なく、基礎のノウハウを実践的に勉強できる機会があるとうれしいです。
- 内輪ノリ
- 参加者の皆さんの業務の都合などもあり難しいかもしれませんが、業務時間内の開催があってもいいかなと思いました。
- このフォーム、机が狭い
- 今回は渋谷からアクセスも良い会場で助かりました。ただ、開催地が多少遠い場合は開始時刻を19時30分~等へして頂けたら幸甚です(私だけだったら無視していただいてもちろん大丈夫です)
- 登壇者の方などのSEO有識者の皆様との交流機会などをイベントとは別軸でも作っていただけるととても嬉しいです!
- 個人的にアルコールがダメなので、ソフトドリンクがもう1種ぐらいあると嬉しいです。(水やフルーツ系など)
- とても洗練されていると感じました。
- 40代なのでちょっと入りずらい。
ISM Career 2019
- オンライン活動って積極的に活動されていないような。
- 参加者のニーズ把握
- 議論の進行が完全にモデレータ任せだと、参加者が本来聞きたかったことが聞けないケースもあると思うので、当日の参加者からの質問の時間があっても良かったのでは、と思いました。
- 自分と似ているビジネス、ウェブサイトの人と話したい
- DMMの方が発表したスキルセットをぜひ共有してほしいです。
- テーブル数を減らし、席をもっとつめて交流しやすくしてはいかがでしょうか?
- 信頼できるSEO業者の方が参加されていることは理解できますが、
そうではない業者の方との境界線はなにかをお話いただくような機会があればより安心な気がしました。 - ネットワーキングが、どんな会社の人がいるのかわからない、探しにかい。胸にもっと大きく社名など記載させるとよい
- 自分から発言する積極性も大切だと思うのですが、若手では発言しにくいという空気感というかそのような部分がもう少し無くなればと思っております。
- ネットワーキングタイムの時間確保。
ISM Tech 2019
- 参加者とSEO歴の長い木村さんのような方々がフラットに、かつ時間的にも存分に相互に語り合える、SEO課題ディスカッションnight、があれば楽しいだろうなと思いました。
- ステッカーの色を変えて欲しいです。
- LTの時間が少ないためもう少し時間配分を(といっても今回の結果論ではありますが)再考していただけるとよろしいのではないかと思います。
- もっと色々な情報を出してほしい
- 開催場所を駅から近い場所だと望ましいです。
- 同業種(同系統のサービス)の担当者とお話したかったのですが、見つけることが難しかった
- パネルディスカッションで使用していたサービスなどを使い、「どういう人」が「どのあたり」に集まっているかがわかる仕組みがあると嬉しいです。
- エンジニアも参加しやすいようにリーチしてほしい
- ネットワーキングの時間に元々の席と同じところでやっていたためか、ほぼ動かず、身内の人としか話していない方が見受けられたので、運営側から移動をもう少し積極的にアナウンスしたほうが良かったのかなと思いました。
- ISM Womanの実施をお願いします!
- 電源があると非常に助かります(会場によるとは思いますが・・!)
- ユーザーへの質問に多めに答えてほしい
- ネットワーキングがそこまで欲しいわけじゃない。
- もっと濃い時間を過ごしたい。合宿など。
- ネットワーキングが偏ってしまうので最初から企業固まって座らないようにお声がけいただくのはいかがでしょう。
- 常連の多い飲み屋のような雰囲気だった気がします
- わかんないネタも多く・・・もうちょっと一見さんにもウェルカム姿勢でいてくれると入り込みやすいです。
ISM Content 2019
- コンテンツリッチで時間が短いため、絞ってもよいのでは、と思いました
- ネットワークが難しいとは思いますが、似たようなサイト運営をしている人と近くになれたら非常に嬉しい
- 初めてなので、過去のイベントのことは把握していませんが、今回は少し駆け足気味だったのではと思います。
- しかし、参加費用がちょいと若者で自腹で参加するにはお高くなった。
- 最近環境への意識が高くなっている中、弁当などのゴミが大量に出るな。。と思ったので、少しでもそういった配慮があると良いかな、と思いました。
問題かな、と気になった部分
・弁当が大量に余っており、廃棄されるのか??と心配になった
・プラスティック食器が1つの弁当につき2つと、たくさんついていたので、別に分けても良いかな、と思った。
会自体は好きなのと、運営は大変なんだろうな、と感じているので、
決して「運営がダメだ!」みたいな批判ではなく、
環境に意識高めの人がみた時に「こうなったら良いな」と思った、という意見の一つとして読んでいただければ幸いです。
ありがとうございます!
ISM JADE NIGHT
- 3時間はさすがにしんどいです。長くて2時間30分にしてほしいです。
- 予約がいつ上がるかわかりづらい。いつも見逃してしまうことが多い。予約開始したらメッセージもらえるとすごく嬉しいです。
- コンテンツは満足してますので、収容力ある会場で、たくさん仲間を増やしたいですね。
- 席で同じ会社の人はばらけさせて欲しいです
- いつも運営ありがとうございます。
- プレゼンターや参加者と話せる時間が少ないので、もう少し開催時間が早いか、年1回丸1日できると嬉しいです。
また、最近は売り切れにすぐになるので、インハウスSEO担当が増えているのを感じます。
ISM Open 2019
- 歓談も企画ももっと楽しみたいので、全体の時間がもっと長くても良いと思います。
- もしかしたら同窓会的な意味合いが強く、新しい人を呼ぶという感じではないのかもですが、初参加でも入りやすくなると良い気がしました!その方がこの活動やSEOの素晴らしさがもっと広がっていく気がしました!
- 開催頻度。
半年に一度とか希望 - 参加者を一社につき2人までと制限をかけていただけると、色々な企業の方と懇親が持てたかと思います。ぜひご検討いただければと存じます。
- 前の方に人が集まってしまい、お三方の結果がなかなかみることができず、札を上げた瞬間に反応ができなかったのが少し残念に思えました
- 上がるかも委員会の問題数を増やしてほしいです。
- (公開してよい人だけではありますが)参加者一覧(簡単なプロフィール)も受け付け時に配るとよいと思います。「どういう人なのか」を直接聞くのもコミュニケーションの一つではありますが、簡単なプロフィール(SNSアカウントなど)があれば、最初の話のキッカケが多く生まれるだけでなく、会の後にフォロー&リフォローなど、繋がるキッカケにもなるため。
- 料理を充実して欲しい
- 年2回開催お願いします!
- 時間があっと言う間だった。開催時刻を早めて、もう少しゆっくりネットワーキングを楽しみたいです。
ISM LT祭り&AWARD
- 実行委員の人は気軽に話しかけてー
- 前項にもあげさせていただきましたが、もう少し効率的に色んな人と話せるネットワーキングは難しいでしょうか?
- もっと、実務的なことを講演のネタにして欲しい。例えば、今回のようなエクセルの集計のネタの提供など。
- 来年は勢力拡大
- 似たようなサイトの人と喋りたい
- もっとゴリゴリとしたSEO話を伺いたい。
(例.画像改善はあくまで『セッション滞在時間』『直帰率』『再検索』の改善に繋がるものであり、その指標が間接的にSEOに効果があるのであれば、それを行ったことでどれだけ順位が改善したのかなどを伺いたい。) - ネットワーキングではなくLTの内容で満足できるのがベストです。
おわりに
来年の開催日やテーマは、2020年2月に発表いたします。参加された際は、引き続き率直なご意見をいただけると嬉しいです。
2020年も、ISMをどうぞよろしくお願いします。来年も、みなさまに多くの幸せが訪れますように。
文責:三澤 直哉(@creatry)